見どころ・訪問記録
概要
銀河の滝は、北海道上川町の層雲峡にかかる落差約120mの滝である。豊富な水量を一気に落とすのではなく、幾筋にも分かれた流れが岩肌を白糸のように滑り落ちるのが特徴で、その優美な姿から「女滝」とも呼ばれる。国道39号を挟んだ近くには落差約90mの流星の滝があり、こちらは太い一条が力強く落下する「男滝」。二つを合わせて「夫婦滝」と称され、層雲峡を代表する景観をつくっている。名称は似ているが別々の滝であり、銀河の滝は繊細な分岐瀑、流星の滝は豪快な直瀑と、性格がはっきり異なる点を押さえておきたい。
アクセスの要点
国道39号沿いに「銀河・流星の滝」の大型駐車場(約150台・無料)が整備されており、駐車場から歩いてすぐの位置で銀河の滝を間近に望める。車でのアクセスが基本で、旭川紋別自動車道・上川層雲峡ICから国道39号を石北峠方面へ進む。公共交通の場合はJR旭川駅から道北バスで層雲峡バスターミナルへ向かうが、ターミナルから滝までは約8kmあり路線バスの便が少ないため、タクシーやレンタカーの利用が現実的である。滝は通年で見学でき、入場は無料。
見どころとベストシーズン
二つの滝を一望するなら、駐車場から斜面を約20分登った先にある展望台「双瀑台」へ足を延ばすとよい。ここからは銀河の滝と流星の滝が同時に視界に収まり、対照的な二本の流れを比べて眺められる。ベストシーズンは、周囲の柱状節理の断崖と新緑が映える初夏(6月頃)と、渓谷が色づく秋の紅葉期(9月下旬〜10月中旬)。融雪期や雨のあとは水量が増し、より迫力のある姿になる。
注意点
滝の周辺や遊歩道は水しぶきで路面が濡れ、滑りやすい。層雲峡一帯は落石が起きやすい地形のため、立入禁止の掲示や区域には決して入らないこと。双瀑台へ向かう道は斜面の登りで、雨天時や積雪期は足元が不安定になりやすい。冬季の遊歩道の通行可否や除雪状況は事前に確認しておきたい。また周辺はヒグマの生息域であり、早朝・薄暮の単独行動は避け、掲示された注意喚起に従って行動する。