見どころ・訪問記録
概要
米子大瀑布(よなこだいばくふ)は、長野県須坂市、四阿山(あずまやさん)の西麓に懸かる二条の大滝である。落差89メートルの不動滝と、落差82メートルの権現滝が岩壁に並んで落ちる姿は全国的にも珍しく、日本の滝百選に選ばれている。周辺の滝群とあわせて2016年に国の名勝「米子瀑布群」に指定された。古くから不動信仰・山岳修験の霊場として知られ、滝の近くには米子不動尊がある。NHK大河ドラマ「真田丸」オープニング映像のロケ地としても知られる。
アクセスの要点
起点は標高約1290メートルの駐車場。上信越道・須坂長野東ICから約50分だが、駐車場手前の約12キロは狭い林道で、中型車以上や観光バスは通行できない。普通車での慎重な運転が必要となる。公共交通のバス便はなく、長野電鉄須坂駅からタクシーを利用する形になる。駐車場から滝つぼまでは登山道を約30分歩く。滝を巡る一周コースは約2時間。冬季(おおむね11月中旬〜5月上旬)は林道が閉鎖され、この期間は立ち入れない。
見どころとベストシーズン
二本の滝が並んで懸かる景観が最大の見どころで、不動滝と権現滝を一望できる展望地からの眺めが定番。新緑に包まれる初夏と、10月中旬〜下旬の紅葉期がベストシーズンで、特に紅葉と滝の組み合わせは人気が高い。融雪期や降雨後は水量が増し、迫力が増す。紅葉シーズンの週末はマイカー規制がかかり、シャトルバス(往復1300円)での入山となる点に注意したい。
注意点
滝つぼまでは約30分の登山道で、濡れた岩や木の根で足元が滑りやすい。トレッキングシューズと雨具を用意したい。標高1290メートルの山中はクマの生息域にあたるため、熊鈴を携行し、単独行動は避けたい。増水時は水際に近づかず、展望の柵の外へは出ないこと。駐車場料金は通常無料だが、紅葉シーズンは駐車協力金500円が必要になる。冬季閉鎖期間や開通日は年により変わるため、訪問前に須坂市・観光協会の最新情報を確認すること。