見どころ・訪問記録
概要
三本滝は、乗鞍岳の麓、松本市安曇の標高約1,800mにある滝で、日本の滝百選と長野県の名勝に選ばれている。小大野川本流、クロイ沢、無名沢という水源の異なる三つの流れが、乗鞍岳の溶岩にできた崖から同じ場所へ落ちる。落差は約50mとされ、松本市公式サイトでは各滝を50〜60mとしている。正面は本流の直線的な流れ、右手は黒色の溶岩をなでるように広がる流れ、左手は樹間に見える細い流れで、三者の形を見比べられる。
アクセスの要点
車では三本滝レストハウス駐車場を起点にする。駐車場は普通車50台、無料と案内されている。駐車場から遊歩道「かもしかの径」を通って滝へ向かい、松本市公式観光サイトの目安は徒歩約25分である。道中には森の中の未舗装部や吊り橋があるため、散策用の靴ではなく滑りにくい靴を選びたい。
乗鞍エコーラインは三本滝から乗鞍岳方面がマイカー規制区間である。2026年の長野県案内では、同区間は11月1日から翌年4月まで冬期閉鎖となる。さらに、三本滝の遊歩道は冬期間、雪解けまで通行止めと松本市が案内している。積雪・除雪・災害による規制変更もあるため、出発前に道路情報と遊歩道の状況を確認する。
見どころとベストシーズン
無積雪期に歩くなら、森林の緑が濃くなる初夏から秋が訪問しやすい。三本の滝を一度に見るには、滝前の観覧場所まで進み、それぞれの水流が落ちる岩肌を見渡す。周囲にはシラビソやコメツガなどの針葉樹があり、秋にはカツラ、ダケカンバ、ナナカマドの色づきが加わる。紅葉の時期は気温が低くなりやすいため、防寒着を準備する。
注意点
滝周辺では岩や木道がぬれやすく、雨の後、融雪期、落葉期は特に足元が不安定になる。沢や滝つぼ付近へ下りず、増水や強い降雨が予想される日は訪問を見合わせる。標高が高く天候が変わりやすいため、雨具と保温着、飲料水を携行する。周辺は野生動物の生息域でもあるので、単独行動を避け、熊鈴などを用意して行動したい。