見どころ・訪問記録
概要
玉簾の滝(たますだれのたき)は、山形県酒田市升田、鳥海山の南麓に位置する落差63メートル・幅5メートルの直瀑である。段差のない一段の滝としては山形県内で随一の高さを誇る。およそ1,200年前に弘法大師が発見し命名したと伝えられ、周囲には杉の大木が立ち並ぶ神域として、御嶽神社の御神体にもなっている。深い森に囲まれた静かな環境にあり、パワースポットとしても知られる。
アクセスの要点
車でのアクセスが基本となる。日本海東北自動車道・酒田みなとICから約30分、JR酒田駅からも車で約40分ほど。県道366号を経由してたどり着く(国道344号は災害復旧工事のため一部通行止めとなる時期があるので、事前に道路状況を確認したい)。駐車場は「鳥海山南テラス」に普通車47台・大型車4台分が用意され、無料で利用できる。駐車場から滝つぼまでは約450メートルの遊歩道が整備されており、徒歩10分ほど。公共交通での直接アクセスは難しいため、酒田駅周辺でのレンタカー利用が現実的である。
見どころとベストシーズン
一直線に落ちる直瀑は水量が比較的安定しており、新緑に包まれる5〜6月や、涼を求めたい盛夏が特に見応えがある。最大の特徴は、1999年から続くライトアップだ。ゴールデンウィークとお盆の期間に実施され、闇に浮かび上がる滝は日中とは異なる幽玄な雰囲気を見せる。実施期間は年によって変動するため、訪問する年の告知を確認しておくとよい。融雪期の春や降雨後は増水し、より迫力ある姿を見せる。
注意点
遊歩道は整備されているものの、災害復旧工事が続いているため足元には注意したい。雨後や増水時は滑りやすくなるので、滑りにくい靴が望ましい。冬季は道路の除雪が土日祝のみで、参道や遊歩道の除雪は行われないため、積雪期はかんじきが必要になる場合がある。平日は道路が通行できないこともある。周辺は野生動物の生息域でもあり、単独での行動時は音を出すなどの配慮をしたい。入場料についての明記は各公式サイトになく、無料と見られるが訪問前に確認することを勧める。