見どころ・訪問記録
概要
不動の滝は、岩手県八幡平市高畑にある落差約15mの滝です。全国に同名の滝が数多くありますが、ここで扱うのは八幡平市の桜松公園(桜松神社)境内奥にある不動の滝です。岩手県内で唯一「日本の滝百選」に選ばれており、「岩手の名水二十選」にも数えられています。岩峡を三段になって垂直に流れ落ちる姿が特徴で、周囲の緑とのコントラストが美しいスポットです。
滝を祀る桜松神社は瀬織津姫を祀り、古くは修験者の道場でした。1934年(昭和9年)には滝の左岸に石彫の不動明王像が安置され、信仰の場として親しまれてきました。毎年5月3日には「不動の滝祭り」が開かれます。
アクセスの要点
車の場合、東北自動車道・安代ICから約15分。国道282号から南東へ折れ、桜松公園(桜松神社)方面の案内看板に従って進みます。駐車場は舗装され面積も広く、無料で利用できます(正確な収容台数は要確認)。駐車場近くにはレストハウス「滝乃茶屋」があり、軽食や地元特産品を扱っています。
公共交通ではJR花輪線・荒屋新町駅からタクシーで約15分。盛岡駅からは在来線で荒屋新町駅まで向かい、そこからタクシーを利用します。駐車場から桜松神社の境内を抜けて滝までは徒歩約5分。渓流沿いの遊歩道を含め、30分ほどで周辺を散策できます。
見どころとベストシーズン
三段になって落ちる滝そのものに加え、桜松神社の社殿や不動明王像、渓流沿いの遊歩道が見どころです。春の桜、新緑(5〜6月)、深緑、紅葉(10月)、雪景色と四季を通じて表情が変わります。冬季も見学が可能で、寒さが厳しい時期には滝が氷柱・氷瀑になることもあります。水量は融雪期や降雨後に増します。
注意点
境内や渓流沿いの遊歩道は、濡れると石畳・路面が滑りやすくなります。増水時は水際に近づかないでください。冬季は積雪・凍結でアクセス路や歩道が滑るため、足元に十分注意が必要です。また、一帯はツキノワグマの生息域にあたるため、早朝や単独での行動時は鈴などで自分の存在を知らせるようにしてください。