見どころ・訪問記録
概要
根尾の滝は、下呂市小坂町落合の濁河川にかかる落差63mの直瀑です。輝石安山岩の大岩壁を一気に流れ落ちる滝で、日本の滝百選に選ばれています。御嶽山の噴火で形成された地形の中にあり、周辺には高さ約150mの断崖「あまどり岩」もあります。根尾の滝へ至る遊歩道は2024年11月に吊り橋の復旧を経て開通しましたが、2025年8月には落石による歩道崩壊、同年9月には熊目撃に伴う利用制限が運営者から案内されました。一般的な散策路ではなく登山装備を前提に、必ず最新の通行情報を確認して計画したい場所です。
アクセスの要点
車ではがんだて公園を目標に進み、そこから根尾の駐車場まで林道を約5.5km、約20分進みます。山道には未舗装区間があるため、車高や天候を考慮し、通行止め情報も確認してください。駐車場から根尾の滝までは、飛騨小坂200滝の案内で片道約80分が目安です。公共交通ではJR飛騨小坂駅から濃飛バス湯屋線で「ひめしゃがの湯」まで行けますが、その先は車またはタクシーの手配が必要です。がんだて公園では環境維持協力金として1人300円が案内されています。
根尾の駐車場について、運営者の現行公開案内で確認できたのは所在地・到達方法であり、駐車台数と駐車料金は確認できませんでした。環境維持協力金はがんだて公園での案内であり、根尾の駐車場の駐車料金とは区別して扱っています。
見どころとベストシーズン
見どころは、谷の奥で大岩壁から落ちる63mの水流と、道中に現れるあまどり岩です。初夏には岩壁にイワツバメが営巣し、原生的な森林と合わせて地形の成り立ちを観察できます。利用期間の目安は4月中旬から11月下旬で、新緑期と紅葉期が歩行計画を立てやすい時期です。積雪・凍結期は、がんだて公園より先の林道が車両通行止めとなるため、通常の滝見としては利用を避けます。
注意点
往路は谷へ下る箇所があり、帰路は登り返しになります。吊り橋の揺れ、急斜面、滑りやすい岩、ロープ・鎖・はしごを使う区間を想定し、時間と体力に余裕を持って行動してください。雨天時や降雨後は増水と落石の危険が高まるため、沢や滝つぼへは近づかないことが必要です。熊の生息地のため、熊鈴を利用するなど出会い頭を避ける対策を行い、野生動物を見かけても刺激せず距離を取ってください。
2025年8月の運営者案内では、根尾の滝手前の落石・歩道崩壊により、滝看板手前約50mの梯子より先が通行止めとされました。さらに同年9月の案内では、熊目撃を受けて根尾の滝遊歩道の利用禁止と、しもべり橋から先の椹谷林道の車両通行止めが示されています。これらの案内が現在も継続しているかは本記事の確認時点で確定できないため、当日の通行可否を飛騨小坂200滝の最新情報で確認し、規制中は立ち入らないでください。