見どころ・訪問記録
見どころ
楊梅の滝は大津市北小松、比良山系東縁の滝川上流にかかる滝群である。滋賀県観光公式は雄滝・薬研の滝・雌滝の3段、合計落差76mとしている。この76mは滝群全体の合計値であり、単独の瀑布の落差として扱わない。大津市歴史博物館は、なかでも雄滝を約40m、雌滝を約15mと紹介している。
訪問先を「楊梅の滝」だけで済ませず、下流側の雌滝までにするのか、薬研の滝付近や上流の雄滝を目指すのかを出発前に決めたい。市の環境情報には、雌滝から薬研の滝を横手に見て雄滝へ進む経路と、滝見台を経る散策コースが記載されている。遠方からは白布を垂らしたように見えることから、「布引きの滝」とも呼ばれる。
ルートや時期を選ぶ理由
滋賀県観光公式は、沢に沿って登るコースと、峠へ登る尾根道コースを案内している。尾根道では谷へ一気に落下する姿を見られるとされ、沢沿いに滝群を追う行程とは狙いが異なる。雄滝まで進む場合は、雌滝だけを見る行程と同じ難度・所要時間と考えず、現地の案内表示を確認して選びたい。
徒歩20分という公式案内はあるものの、どの瀑布を終点とする時間かは特定できなかった。そのため、雌滝・薬研の滝・雄滝への個別時間は記載していない。季節別の推奨時期や水量の変動を示す公的資料も確認できなかったため、天候、日没時刻、当日の通行状況を基準に訪問計画を立てる。
現地で気をつけたいこと
市の環境情報では、雌滝から雄滝へ向かう経路に急な坂と長いはしごがあるとされる。岩、土、木の根は濡れると滑りやすく、沢沿いでは短時間の雨でも水位や足場が変わり得る。降雨中や雨の直後は上流側へ無理に進まず、引き返せる時間を残して行動する。
駐車スペースは公式情報間で3台と約5台の差があるが、いずれにしても小規模である。満車を前提に路上駐車へ切り替えるのではなく、到着時に利用可否を確認する。雄滝・薬研の滝方面へ進む場合は、はしごや急坂で両手を使える状態を保ち、沢へ降りる行動は避けたい。